Aikido yuishinkai
合氣道唯心会
HOME 合氣道 丸山維敏 岡嶋泰樹 稽古場紹介 旅 日 記 セミナー NEW
丸 山 先 生 の 旅 日 記

オーストラリア・ニュージランド
合氣道指導記
オークランドへ& オークランドへ 
  10月11日(木)
     昨年愛妻ローニーさんを亡くされた、ニュー・ジーランド唯心会の責任者であるマイク・スタンフォード
    氏の出迎えを受け、一路オークランド郊外の彼の家に行く。
今迄のホームスティは、誰か女性が居たが
    此処では、男二人の生活になる。
その方がパンツ一枚で室内を歩け、
    気軽かもしれない、と思ったが、
ここの寒さはメルボルンの比では無い!

パンツ一枚どころかセーターを
いつも着込んでの生活となった。

     彼の家に寄る前に彼が最も信頼し、後を委託しているクレッグ・アンドリュー氏の愛妻マギーさんが
    赤ちゃんを昨夜出産したというので、病院に行く。女の赤ちゃんでルシアちゃんと名付けたそうだ。 
    クレッグが1m98cmあるので、ルシアも3,565gと大きい。

 
 10月12日(金)
     昼は、オークランド博物館に行ったり、お土産を買ったりして過ごし、夜6時30分〜9時までセミナー
    小さな道場で13名の参加者だった。

  
10月13日(土)、14日(日) AM 9:30〜12:00、PM 1:30〜4:00セミナー
     セミナー参加者23名。それでも道場は一杯でぶつからないかと氣が氣でなかった。
     国の施設を一年1ドルで99年間借りているそうで、そういう意味ではうらやましい限り。修理は国が
    そるそうである。


  
10月15日(月) AM 9:30〜12:00、PM 1:30〜4:00 YUKIセミナー 
     霊気、操体法、整体、活元運動等教える。私の整体法の師である故野口晴哉先生には申し訳ない
    が、活元運動も操体法を取り入れ、操体活元運動として教えている。その方が勘よりも理論を優先す
    る西洋人には合うようだ。また、これは岡嶋先生の考案によるものだが、合氣道も操体合氣として、
    ぶつからず、体の感じを大切にする方法として教えている。
  
    よく先生と呼ばれる人は、他人が考えたものでも自分が考えたように云う人が多いが、私は大嫌いだ。
   だから、他を教える時も、自分が考案したもの以外は、全て師や読んだ本の著者の名は出すようにして
   いる。だから世界16ケ国4000人の唯心会支部の人々は、開祖植芝盛平先生、私の直接の師である藤平
   光一先生、岡嶋泰樹先生、整体の野口晴哉先生、操体法創始者の橋本敬三先生その一番弟子である
   北村翰男先生、霊気法創始者臼井甕男先生、新陰流剣法柳生延春先生の名は熟知している。

  
10月16日(火) ニュー・ジーランド 最後の日
     昼は、OFFなので、是非昨年お亡くなりになったマイクさんの愛妻ローニーさんの墓参りをさせて
    くれとせがみ、花をもって墓参りをする。マイクさんは墓前でローニーさんに話しかけながら泣いていた。
     その間、10分程だったが、彼のローニーさんへの愛情の深さに感じ入った。やがてキッと顔を挙げた
    彼は、右手にしっかりと握り締めていた紅水晶のペンダントを私に差し出し、「これはローニーが結婚
    以来47年間、肌身離さずつけていたものです。これを貴男の奥さんの恭子さんに差し上げます。大切
    にして下さい。」と涙ながらに云った。私は彼の右手を両手で握りしめ「勿論です。こんな大切なものを
    頂戴いたし恭子は幸せ者です。生涯の宝と致しましょう。」と誓った。

 
     その夜 6時〜8時30分 木剣を教える。狭いながらも皆、一生懸命新陰流の型を学んでいだ。

  
10月17日(水) フィジー島へ
     夜7時のニュー・ジーランド航空でフイジー島へ向かう。
     私のセミナーは全て終了。
     これから1週間は、マイケル・ウイリアムス氏のご好意により、私の南国の島での休暇だ。
 
     彼は勿論。目を見張るほど美しく成長した愛娘シャニー。「美女」という言葉以外、表現の仕様のない
    奥様のバレリー。シャニーといつも一緒に居る18歳の美人クリスタル。プール付き。各室バス・トイレ付
    きの彼の豪邸での1週間は、まさに竜宮城だった。白砂の海岸、島へのクルージング、ナンデイの町
    でのショップング、一流ホテルでのディナー・ショウと火の踊り。夢の1週間はアッと言う間に過ぎてい
    った。

     別れの日、バレリーが痛い程、私を抱きしめ両頬に何度もキスを繰り返し、空港に向かう私の車が
    見えなくなるまで投げキッスを繰り返していた姿が、今でも目に浮かぶ。
     思えばバレリーは、アメリカ西部で生まれ育ち、荒馬に乗って、ロープで他の馬をひっかけるのが
    得意技だ。今回も海岸で、それを見せてくれたが、正に「カッコ良い!」 の一言に尽きる。
    映画でない、本物のカウボーイならぬカウ・ガールの姿がそこにあった。お世辞でなく、両腰にニ丁拳銃
    を付けてやりたかった・・・。
   
  
10月25日(水)
     楽しかった1ケ月は全て終了した。
     一度、ブリスベーンに戻った私は、10月25日朝8時50分カンタス航空の機上の人となった。
     眼下に見える広い海。そして果てしなく拡がる雲海の果てに、飛行機と共に飛ぶ黄金の龍が見えた。
     私は思わず祈る。「雨の神、風の神、岩の神、荒の神、地震の神、龍宮の乙姫様、我を守り給え。
     生きとし生けるもの全てを守り給え。」
       
TABLE>