Aikido yuishinkai
合氣道唯心会
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丸 山 先 生 の 旅 行 記

ヨーロッパ指導記

イギリス

         どの位寝たのだろうか。ふと目を覚ますと私の乗るJAL401便は、
           デンマーク、ドイツ国境を過ぎ、北海上空にかかるところであった。
           此処から去年涙の別れをしたハンブルグもそう遠くない。
  
           今朝4時半、ドイツのデニースからのメールで目が覚めた。
           メールには、たった一言「
待っています」とだけあった。

そう私は5月23日正午、成田空港発の
JAL401便で3週間に
亘るイギリス、ドイツ、オランダの
合氣道唯心会主催のセミナーを指導する為、
機上の人となったのである。
   去年と異なり、今年は私一人だけの
旅となった。

12時間30分のフライトの後、
午後4時50分(現地時間)
ロンドン・ヒースロー空港に着く
空港には故ジョン・ウエインそっくりの
デニス・バーク氏
 が出迎えに来られていた。
モーター・ウエイを飛ばすこと1時間。

  
  私が第二の故郷と呼んでいるアンドーバーに着く。
   バーク氏の家にまず行き、パム夫人や娘のローラさんに
  挨拶、夕食をご馳走になり、私が定宿としてイアン氏の別棟
  に落ち着く。
  
   庭には待っていたと云わんばかりにピーター・ラビットが
  3羽出迎えに来ていた。

     
  翌日はオフで、バーク氏の案内で近くの丘陵を散策。
  羊の群れが後をついて来る。

   25日はセミナーは無いが、バーク氏が個人稽古を希望、10時から2時間程、奥様のパム夫人、
 お弟子さんでパリ在住のフランス合氣道唯心会の責任者のアシュレイ氏を加え、操体法の指導を
 行う。時を移さず、大阪の操体バランス協会代表の東口華代様よりメールが入る。

   こちらの氣が通じたのか、華代様の氣に私が踊らされたのか、昨年同様、私はお釈迦様の手の
 内で踊る孫悟空になったようだ。 今、私は觔斗雲(きんとうん)に乗って十千里を飛んで来ている。

   翌26日より、3日間、昨年同様アンドーバー市にあるロック・ウッド女子高校の体育館でセミナー
 を行った。昨年と違い今回は徹底して合氣道の基本技を行う。
   従って派手なパフォーマンスや力任せの握り方や締め方はやらなかった。お弟子さん達も昨年
 同様、全イギリスから主に指導者の方々集まったが、私の実力を知っているので、誰一人試そうと
 いう人はいなかった。

   約40人の有段者が顔を揃えていたが、バーク氏の長男のケリー君が大学一年になり、クラブを
 作って教えていることに感激した。彼は昨年も記したが謂わゆる身体障害者である。

   初日夜は、バーク氏一家に中華料理店に招待され、私が今年合氣道を始めて50年になるのを
 記念して金側の腕時計を贈られた。心底嬉しかった。次の夜は会員全員がパブに集まり五○周年
 祝賀会を開いてくれた。
  

   
3日目セミナーは、昨年同様新陰流と稲妻の型、
流星を指導してセミナーは、終了する。

   翌日はバーク氏と大好きなアンドーバー
の街を散策、
川のほとりの白鳥泳ぐ「メイフライ」で昼食。
 夜はバーク氏の家で
パム夫人手製の夕食で歓談する。

  
30日ヒースロー空港10時30分発 
ブリティシュ航空で
ドイツ・ハンブルグに向かう。

  カメラマンは丸山先生です。今回は、プライベートな写真をたくさん撮って下さいました。
   去年と違った雰囲気が楽しめます。(*^_^*)